半農半菓
今年の田んぼの現況
2009年8月18日
出穂をまつ自然農の稲たち
出穂をまつ自然農の稲たち
6月中旬に植えた稲
6月中旬に植えた稲
6月末に植えた稲  分けつが例年より少ない
6月末に植えた稲  分けつが例年より少ない
今年はほとんど晴れがなかった7月。
田んぼの稲たちも、植えた時期によって、明暗がわかれた感がある。

6月中旬までに植えた稲は例年と変わらず旺盛に分けつしてるんだけど、
6月末に植えたところは、不耕起の田も、普通に耕した田も、分けつが少ない。
草に負けてるわけでもないし。
例年なら、6月末に植えた稲もこの時期には、分けつが追い付くのだが・・・。
初めてだね、こんなの。
6月終盤から7月、日照時間が少なく、気温も上がらなかったからだろう。

また一方で、今年は、基本的にどの田も深水管理できたので、例年に比べると、格段に草が少なかった。
毎年耕した田は草取りに追われて、一番くそ暑い時だけにいやになることもあるが、
今年は一回ずつ田車を押しただけくらいで、ずいぶん楽できた夏だった。

無農薬のお米つくりは、草の管理がキー。
その手間を省くためにいろんなやり方が考えだされてきたが、
耕した田にしろ、不耕起の田にしろ、どんなやり方にも共通していえる草の管理が楽になるポイントがある。
それは、田植え後数週間の「深水」。
そのためには、おのずから大きい苗つくりがポイントになる。

それから一応報告しとくと、
今年の直播栽培は大失敗。
粘土団子からうまく芽がでなかったみたい・・・。
ほぼ全滅に近い・・・・かな。(^^;)

でも全体的には、いい感じの今年のお米たち。

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