半農半菓
栗の宴
2007年9月28日
くりくり坊主
くりくり坊主
オニ皮をむいてるところ
オニ皮をむいてるところ
栗のケーキたち
栗のケーキたち
栗の季節である。
お店にも遅ればせながら、栗のケーキたちがお目見え。
クリは当然、自家製。
じいちゃんの植えてた栗の木に、毎年わんさか栗がなる。
それと知人の家の栗。
ご存じだろうか。
クリって、数日ですぐに虫がわくのを。
だから売ってるクリに無農薬はあり得ない。
虫がわかないように、必ず薬につけてある。
だけど、家の栗なら、安心だ。
ただし、とって数日のうちに処理しないと、やっぱり虫がわく。
うちでは、オニ皮をむいて、きび砂糖のシロップで、渋皮煮。
それを瓶詰めして、冬季使っている。
拾ってきて、皮をむくのは、主にオヤジの役目。
これがまた時間がかかる作業なのだ。
最近はホームセンターに売ってる「くりくり坊主」という秘密兵器のおかげで、ずいぶん楽にはなったが、渋皮を傷つけないように剥くのは、やっぱり時間のかかるもの。
そうして剥いたクリを弟が煮ている。
いろいろインターネットを探して、彼なりにかなり研究した。
たぶんどのやり方よりも、シンプルで、仕上がりが美しい(こわれが少ない)。
普通ケーキ屋は、既製品の缶詰に入ったものを使うところが多いのだが、これがまた甘い。
僕は食べれたもんじゃない。
だけど、うちの渋皮煮は、きび砂糖だからか、とてもやわらかい甘さ。
甘いのがダメな人でも、きっと食べれると思う。
はっきりいって、おいしいよ。
一度、ご賞味あれ。

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