おうちえんリフォーム 基礎つくり2
2010年1月16日
大工に習いながら、ベースに生コン打って固まった上に基礎の型枠を組む。
並行して、大工と相談しながら、家の補強と間取りに必要な木の大きさを決める。 ちなみに木の墨つけと加工はお願いすることにした。 去年切り出しておいた木から、必要な寸法のとれる木をよりだす。 4寸×8寸(120ミリ×240ミリ)、長さ4メートルの四角い梁をとろうと思ったら、 ひと抱えもある太いのを選ばないと寸法がとれない。 木取りの寸法が決まったら、チェンソーで切って、道まで運ぶ。 ここでもユンボ大活躍。 知り合いからユニックを借りて、製材所へ。 いやあ、この時期になってこの段階なんで、 みな、間に合うの?って思うみたい。 全部外注にだす予算もあるわけでもないし。 大工に3月中に完成させると言ったら、 「僕らがやっても結構シビアな日程かもしれませんよ」と言われた。 そう、頭で考えて日程とか計算すると間に合わない。 わはは。 だから、考えないことにしてる。 去年、家建てた時もそうだったけど・・・。 できるという確信だけにフォーカスして、目の前のことに集中。 仕事は段取りというが、 僕は割と段取りとってやるのは得意なほうだと自分では思う。 無意識に効率のいいやり方、段取りを模索、計算する自分がいる。 日々の作業にはとても便利な能力なんだけど、 「意識的に生きる」的にいうと、この一面がある意味で、邪魔をする。 無意識に4月までの日程と段取りを計算して、間に合わないかも、けっこうギリギリかも、 という常識的な判断結果が意識の中に浮かんでくるからだ。 木を切りながら、メジャーで測りながら、 そんな考えが浮かぶたびに、 いや、大丈夫、なんとかなる、 いや、なんとかなるって思ってたら、なんとかしかならないので、 余裕で大丈夫。 と言い聞かせなおす。 意識に固定化した流れが生まれないように。 空っぽになるように。 できるという確信と、子どもたちが園舎で楽しそうに遊ぶ様のみにフォーカスして。 その瞬間、3次元を超えた時空には、 すでにそれはできあがっているのだから。 そこからなるべく揺らがないように。 (しょっちゅう、揺らいでるんだけど(^^;)) というわけで、今は頭のなかはリフォームでいっぱい。 店の方も、最近は店が開店する10時頃には「おつかれさま〜、あとはよろしく〜」とスタッフに言って、 いないことが多い。 ありがたいことだと思う。 協力してくれてるスタッフにも感謝。 まわりでは、上関の原発計画のことや、いろんなことで、 たくさんの人たちが、いろんな取り組みや動きをしてる。 どれもこれも大切なことで、応援したい気持ちがとてもあるんだけど、 体は一つだし、 僕はみんなが思ってるほど、器用じゃなくて。 一つのことにしか、集中できない。 分散すれば、力を発揮できない。 目指す社会、たどりつく未来は一緒だと信じて、 しばらくはおうちえんのことに集中しよう、と思ってる。 ありがたいことに、 見学に来たい、遊びに来たい、できれば泊まりに来たいという声をいろんな人からいただく。 ほんとうに自分の現実想像力を完璧に信頼してれば、 これをやりながら、あれにも参加し、 訪ねて来たいという人がいても、余裕で応対し、 そして物事も進む、 それができるんだろうけど、 残念ながら、まだ自分はそこまでの域に達してはいず、 そのくせ、可能な限り、プロの手を借りず、自分の手で作りたいという執着がある(^^;) だって、造るの、楽しくってしょうがないもんね。 そういうわけで、3月までは、来客もほとんどお断りしてる。 遊びに来られたい方は、4月に園がオープンしてからは、毎日見学可能なので、 そしてだいたいいるので、 4月以降においでくださるとありがたい。 そしてもひとつありがたいことに、 いろんな方が手伝うよと声をかけてくれる。 でも手伝ってもらえるとありがたい作業と、考えながらコツコツやる作業があるので、 またそういう時期が来たら、このブログで呼びかけるので、そのときもし来たい人がいたら、お願いします。 木舞編み、壁塗り、の作業かな。 たぶん2月の後半です。 感謝(^^) |