量か質か
2012年5月28日
耕す田んぼはだいたい例年反6俵の収穫だった。
が、10年くらいたって地力が落ちてきた感がありありとあったので、牛糞を少々撒いたのがきいたのか、天候に恵まれたのもあってか、去年は反あたり8俵の収穫だったことは昨年書いたと思う。 収量を望んでいたわけではないが、やっぱり多く採れるのはうれしく、単純に喜んでいた。 だけど、である。 あきらかに米の味が落ちたのだ。 特に子どもたちの舌は敏感だ。 例年と変わりなく無肥料の自然農のお米は「甘い」という。 知り合いの有機農家も例年6俵のところが8俵とれたらしいが、やっぱり味が落ちたとお客さんからクレームがあったらしい。 多く採れりゃいいってもんじゃないなとあらためて思う。 というわけで、やっぱり耕す田んぼも無肥料でこれからもやっていこうと思う。 まあ、米ぬかくらいは撒きますが。 あ、そうそう、4月28日に種おろししたお米の種は、いま5センチくらいの小さな芽が出ています。 自分の苗床をつくった方、一度どこかで苗床の中の草抜きをしにきてくださいね。 今年から自然農の田んぼを拡張し、自然農で少しだけでも作りたい人に貸し出すことになりました。 1畝ずつ6畝分。 申し訳ありませんが、もう決まりましたので、あしからず。 それから、自然農の田植え講習会ですが、6月16日(土)にやります。 興味ある方は、連絡くださいね。 |