半農半菓
2007年11月13日
すずなり
すずなり
昔はどこの家の庭先に柿木1本くらい見かけたものだが、
今はそうでもない。
だけど、この山の集落では、道を歩けばいたるところで、かつての住人たちの名残か、柿の木を見かける。
人の住んでる家でも、誰も食べる人はないようで、鈴なりの柿だけが秋のわび色をにおわせる。

長男の光は、大の柿好き。
うちの柿の木にはほとんど実がついてないからか、
学校の行き帰り、よその柿をもいでは食べてるようだ。
(一応その家に断りはいれてるようだが)
だけど、うちに遊びに来る子たちでも、柿は出してもそんなにパクつかない。
昔、秋のおやつの代名詞だった柿も、今の子たちには不人気のようだ。
それだけ世の中に食べ物が氾濫してるってことなのか。

昨日は子どもと柿をもいだ。
あっという間に箱に満杯。
ま、しばらくは、よその柿をとらんでもえーじゃろ。

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