半農半菓
春立つ日に
2022年2月4日
昨日は、あやしい子鬼が3人と大きな鬼が1人、おうちえんに乱入して、にぎやかに過ごした節分の日。
一夜明けての今日は、てらこやの子どもたち企画の百人一首大会と音楽会。

午前中、ピンと張り詰めた空気の中を、百人一首を詠む高らかな声が響く。
パシッ!!
コロナで今年もなかった県の大会。
なので2年前から、優勝トロフィーは、うちが預かったままなんだな。
流れた大会の替わりの、身内の大会。
いつもはガヤガヤしてる地球子舎の中で、見る者も固唾を飲んで見守る真剣勝負が繰り広げられていた。

そして昼からの音楽会。

地球子舎の子たちのいろんな歌。
一生懸命練習したハンドベル。

おうちえんの子たちのかわいい歌と衣装。
若手スタッフのギターと歌。

スタッフ総出の80年代曲?バンド。
AとSのコント。

TとYのマジックショー。
ST脚本のスタッフミニ劇場。
などなど。
そして、おうちえんで3年、てらこやで6年、成長したMの堂々とした司会とキレッキレのダンス。
縁側がステージ、庭が客席の会場は、終始大盛り上がりだった。
最後に「メッセージ」をみんなで歌う。
おうちえんを始めて出会い、てらこやの校歌にしてる歌。


歌いながら、ふと気づく。
なんて平和なんだろう!!
なんて安らかで、心がほっこりとしてるんだろう。
僕だけでなく、そんな風に感じてた人も何人もいたみたい。
やりたい人たちがやりたいことを、
歌いたい歌を、
奏でたいものを、
持ち寄って開かれた、ささやかな場。
言葉では、言い表せないのがもどかしいけれど、
一つに融けあってるみたいな感覚。
そんな安らかで幸せな空間がそこにあったのだ。

気温が下がると言われていたこの日、
昼下がりの庭は、いつの間にか暖かい日だまりに包まれていた。

♪なんにもできないと思っていると、本当になにもできないさ
 なんでもできると思っていると、本当に何でもできるのさ ♬
♪だってこの世界を創っているのは、今生きているぼくたちだから〜〜♪

新しい地球を創る!
地球の裏側で、そう思って、歩みだした24年前の今日。
12年前に、おうちえんを創り、
6年前に、てらこやを創り、
そして今日。

僕は始めただけで、何もしてないけれど、
すてきな仲間と子どもたちに囲まれて、
今すでに始まっている新しい世界の姿を垣間見る。

メッセージを歌いながら、
その詩とともに、あの日踏み出した一歩からの日々が
走馬灯のように流れ込んできて。
なんて幸せなんだろう、
涙があふれ出た。

くしくも、今日、54歳になりました。
最高の誕生日プレゼントを、宇宙からもらいました。

すべてにありがとう。
そして、あの日踏み出した自分にも、
心から、ありがとう。

とってもくさいブログになったけど、
まあいいか(^^)

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