Jomonさんがやってきた
2022年2月12日
てらこや特別講師でもある原康司くんが、2019年
「三万年前の航海、徹底再現プロジェクト」に携わり、丸木舟で台湾から与那国島までの航海に成功しましたが、 その丸木舟を石斧で伐採し加工した、縄文大工こと雨宮さんがクラウドファンディングに挑戦しています。 興味のある方はぜひご支援をお願いします。 https://readyfor.jp/projects/Jomonsan 来年冬には、山口県に数か月滞在し、丸木舟を作る体験教室を開催しながら南下されていく予定と聞いています。 そちらも興味ある方は、ぜひ。 そういえば、昔 「JOMONという名の未来」っていう文章を何かの雑誌に頼まれて寄稿したなあ。 http://www.oh-shita.com/slowlife/blog/343.html 以下、雨宮さんの言葉から。 みなさん、はじめまして。私は山梨県で「縄文大工」として活動する、雨宮国広と申します。縄文大工とは、石おのを使いものづくりをする大工のことです。 縄文大工になる前は、一般住宅や社寺建築などを手がけていました。使用する建築材料の中には、有害な物質が含まれているものもありました。そのような材料を使用したことがきっかけで「なぜぼくは有害物質を吸い込みながら、命を縮めるものづくりをするのだろう」と考えはじめました。 それから30年経ち、現代は「人新世」と名付けられました。人類の暮らしが、地球の生態系や気候を変えてしまうほどの「大きな力」となったからです。ならばその大きな力を、より良い方向に発揮できるように、舵を切ればいいのではないでしょうか。人類は地球という舟をより豊かにするために誕生したのですから。 「Jomonさんがやってきた!」は、道具を手にしてものをつくる唯一無二の人間として、地球上の全ての生き物たちが「しあわせになれるものづくり」を実践していくプロジェクトです。 北海道から沖縄まで全国のキャンプ場を回り、地球の未来を担う子どもたちと共に、石おので丸木舟を作ります。「道具を手にものづくりをする人間らしさ」を体感してもらうことで、子どもたちと一緒に「地球上のすべての生き物のことを思いやるものづくり」について考えていきます。 今回のクラウドファンディングでは、全国ツアーの約3分の1(北海道から14番目の山梨県まで)の資金を募らせていただきます。全国の子どもたちの力を集結して、丸木舟が2023年5月沖縄で完成を迎えられるように、皆さまのお力をぜひお貸しください。 縄文大工 雨宮国広 |