意識的に生きる(4) 〜素粒子の世界〜その2
2007年11月21日
〜素粒子の世界〜その1
http://www.oh-shita.com/slowlife/blog/?n=73 からの続きです。 物理学者に言わせれば、自動車にしろ、木にしろ、人にしろ、すべての物質は原子からできていて、さらにその原子は素粒子からできています。 でも粒子といっても、それは個体ではありません。 原子の内部には、物質は存在せず巨大な空虚になっていて、そこにはエネルギーと情報が波のようにゆらいでいるのです。 そして原子に違いができるのは、そこに含まれるエネルギーと情報の状態が異なるため。 たとえば、鉛と金は同じ原子で構成されています。 どちらも同じ陽子、電子、クオーク、ボソンなどの素粒子でできています。 素粒子と呼ばれているこれらのものは、物質ではなくて、エネルギーと情報の波動です。 これらのエネルギーと情報の配列の仕方や振動の違いが、鉛と金の違いを作り出しているのです。 物質は、すべてこのような情報やエネルギーの波動から創られている、 そしてその決定に大きく関わっているのが、意識のようです。 これが今、科学が解明しつつある驚くべき事実。 物質の最小単位、素粒子。 素粒子は、観察しているときだけ現れていることを話しました。 関心を払っているときだけ姿を現して、その場から関心をそらすと、 あらゆる可能性の場の中のどこかに消えてしまいます。 すべての素粒子は波の性質も持っています。 観察される瞬間まで、素粒子は波なのです。 すべての時間と空間に漂っている波なのです。 波として広がっているものを、測定可能な物質に変えるには、関心を払わなくてはいけません。 関心をいだく(観察する)ことで、波であるものが物質(粒子)に変わります。 文字通り、素粒子は僕らが意識を向けることで、創り出されるのです。 これはすごい、不思議な現象です。 無限の、あらゆる可能性の場の中の波を目に見える物質に変えているのは、私たちの意識。 それどころか、自分が何に意識をむけているかで、何が創造されるのかが決まるのです。 そして僕らの人生を決めている思考、言葉、行動も、意識によります。 意識を、脳内で言語に翻訳したものが思考です。 意識を、声帯で振動に変え、空間を震わせることで言葉になります。 意識を、細胞で動きに変えて行動します。 ということは、物質だけでなく、私たちの人生にあらわれてくる出来事、経験はすべて、私たちの意識が創造していることになる、じゃない。 人生の経験はすべて、自分の身に降りかかってきたように見えます。 でも実際は、経験を創り出しているのは、僕ら自身なんです。 もうすぐ、物理学の方程式に意識が登場するでしょう。 世界の物理学者が、物理学とは実は意識の運動の法則だったと理解するでしょう。 物理学と心理学の融合です。 あまたの哲学、あまたの宗教で言われてきたことと、科学の融合です。 今はその黎明期、そんな気がします。 ややこしい話第一弾に、最後まで付き合ってくれた方、ありがとうございました(^^) 〜素粒子は僕らが意識を向けることで、創り出される〜 |