五色百人一首大会山口てらこや杯
2024年2月12日
五色百人一首大会山口県大会の優勝から4年が過ぎた。
https://oh-shita.com/terakoya/blog/145.html 今もそのときの団体戦トロフィーが、てらこやに飾ってある。 実はその翌年からコロナ禍で大会が毎年中止になり、4年間うちが預かったままなのだ。 6年生のYはそのときの大会を共に戦い抜いたメンバーの一人。 卒業していく先輩たちに託されて、優勝トルフィーを持つ団体に恥じぬよう、毎年下級生を引き連れて、百人一首クラブを率いてきた。 今年こそ、今年こそは大会があるかもと、毎年練習を重ねてきた4年間。 だけど、コロナ禍が過ぎた今年も、山口県は開催が見送られたことを1月半ばになって知ったのだった。 Yの寂しそうな顔は言うまでもなく。 だってもうこの春には卒業してしまうから。 今年が最後のチャンスだったんだから。 ないなら、創ろう!! スタッフが燃えて、急遽てらこや主催で大会を開くことにしたのは、言うまでもない。 だって、子どもたちが、大会で勝ち抜くことを夢見て、あんなに一生懸命練習してきたのを見てきたから。 てらこやの子どもたち以外にも、百人一首に魅せられて、大会を楽しみにしていた子どもたちも県内にきっといるに違いない。 急遽、場所を押さえチラシをつくり、脈のありそうな県内の学校、先生に配った。 やれることはすべてやった。 大会は2月23日(金)。 平生町武道館で。 興味のある方は、ぜひご参加ください。 P.S. 実は、久しぶりに腹がたちました。 なので、ここで公表しておきます。 今回近隣の小学校にもチラシを配ってまわっていたのですが、ある方がこっそり教えてくれました。 実は、このチラシが回ってきても一切各学校の子どもたちに情報がいかないよう、止めてくれとある教育委員会から指示が回ってきていたそうです。 はあっ??!!! 僕たちは、まず後援を自治体の教育委員会に申請しましたが、断られました。 それは当然かもしれません。 てらこやは、教育委員会の一部の方からは、たいへん煙たがれているようですから。 学校教育法の解釈の仕方によって、教育関係者の方々にも様々な議論があります。 うちにみたいに、不登校(この表現嫌いだけど)の子の受け入れ主体ではなく、公立学校への復帰を前提としない学校は許されないという方々もおられます。 なので、そういう方がトップになっている教育委員会によっては、当然後援は認可できない、それはとてもよく理解できます。 が、しかしです。 わざわざ各学校に御触れを出してまで、子どもたちが百人一首を楽しむ機会があることを知るのを邪魔するのは、行きすぎだろ! 県内でも、日ごろから百人一首に取り組んで、実力を試せる機会を待ちに待ってた子どもがいるかもしれないのに。 現にうちには何人もいるんだよ。 他にもきっといるよ。 その子が知る権利、やりたいという思いを邪魔する権利あるんかい。 あきれて、物もいえない気分になったのは久しぶり。 子どもたちの教育を(その教育という単語も嫌いだけど)考える人間として、 なんか情けないというか、どういう次元で教育に携わってるのか、・・・。 その指示を聞いた人にも、??を感じた教師の人も、きっといるだろうけど、 なんせ上からの指示は絶対の世界でもあるでしょうから。 これが今の公教育の現状と限界なんだろうなあ。 教育委員会にも学校の現場にも、想いのある人たちをたくさん知っているだけに、 残念です!! 以上、愚痴でした。 ブログに愚痴書くのは、初めてです。 それくらい、情けない哀しい出来事でした。 なお、これを読んだ親御さん、子どもたちには話さないでくださいね。 百害あって一利なしです。 そして、本当にそんな指示があったかどうか、確定した証拠をつかんでいるわけでもありません。もしかしたら、僕の聞き間違いやその方の思い違いがあった可能性もありますので、あくまでそんな話を聞いてしまった僕の気持ちとして、書きました。 事実が違っていたら、ごめんなさいです。 |